MUSTANGは1950年代末に発売されたDUO SONIC/MUSICMASTERのスチューデント・モデルのスタイルを踏襲し、専用設計のダイナミック・ヴィブラート・ユニット、フロント/リアで逆巻き・逆磁極のピックアップを組み合わせハムキャンセル効果をつくり、またフェイズ・アウトサウンドを出力するためのスイッチ・レイアウトなど、当時としてはアカデミックな方向性のもとに開発されたモデルです。
スチューデント・モデルといえども、パーツの選定などは上位機種のストラトキャスター等と比較しても決して引け目をとらず、60S FENDERが当時このモデルにかけた意気込みが随所に感じられます。
CBSに買収された直後にFENDER社は増産体制に入るため、当時通常使用されていた治具に加え、工場に眠っていたスラブ指板加工用の治具を引っ張り出さないと生産が追いつかなかったためMUSTANGファミリーのギターには運よくスラブボード指板が復活したとの事です。
このような訳で1965年前後に生産されたMUSTANGは、指板がラウンドのものとスラブのものがありますが、こちらはうれしいスラブ指板。ラウンドのものと比較して確かに中音域が太い印象です。
パーツもナット交換以外はオリジナルですので、コンディションのよい60S MUSTANGをお探しの方には有力候補としてお考えいただけるものと思います。
こちらのギターはネックデート、ポットデートは65年ですが、ピックアップデートが66年。
仕様としては人気の65年仕様です。
BODY: ORIGINAL
NECK: NUT交換
BRIDGE: ORIGINAL
TUNER: ORIGINAL F-KEY
PICKUP: ORIGINAL
CASE: ORIGINAL HC
OTHER: ORIGINALTREMOLO BAR付
M-7